働き方改革の取り組み

ナーシングケアホームおとくの働き方改革・生産性向上の取り組み

~職員が働きやすく、利用者により良いサービスを提供できる環境を目指して~


ナーシングケアホームおとくでは、職員の働きやすさを向上させ、質の高い介護・看護を提供するために、さまざまな働き方改革を実施しています。

私たちの施設では、**「働きやすさ→より良いケアの提供」**と考え、職員の負担軽減、キャリアアップ支援、ワークライフバランスの充実など、多方面からの取り組みを進めています。

1. 入職促進に向けた取組

ナーシングケアホームおとくでは、幅広い人材の採用育成に力を入れています。


✅ 法人の経営理念や人材育成方針を明確化

• 入職時に法人の理念や方針を説明し、職員それぞれに合った人材育成プランを立案。

✅ 多様な人材の受け入れ

• 中高年・パート・無資格者も積極採用し、直近3年で3名以上が入職。

✅ 地域イベントへの参加で職業の魅力を発信

• 地域行事への参加や**オレンジカフェ(認知症カフェ)**の開催を通じ、地域とのつながりを強化。


2. 資質の向上やキャリアアップ支援

職員のスキル向上を目的に、研修制度の充実キャリアパスの明確化を進めています。

✅ 研修の受講支援

• 2024年度には、認知症初任者研修2名、認知症実務者研修2名、看護師管理者研修1名が修了。

• ユニットリーダー研修、ファーストステップ研修、喀痰吸引、サービス提供責任者研修も実施。

✅ キャリアパス制度の導入

• 職務・職責に応じた昇給制度を設け、職員に明確に周知。

• 昨年度は1on1面談を実施し、キャリアアップの機会を提供。


3. 両立支援・多様な働き方の推進

仕事とプライベートの両立を支援し、多様な働き方を実現できる環境を整えています。

✅ 育児・介護と仕事の両立支援

育児休暇・介護休暇を整備し、パート職員の就労時間調整などの相談にも対応。

✅ 正規雇用への転換を支援

• 2024年度は1名が非正規から正規雇用へ転換

• 勤務シフトは希望休100%取得を実現!

✅ 有給取得率の向上

• 2024年12月時点で、有給取得率は平均75%

• 業務の属人化を防ぎ、休みやすい環境を整備。


4. 腰痛を含む心身の健康管理

職員の健康維持のため、心身の負担を軽減する取り組みを実施しています。

✅ 健康管理サポートの充実

• ハラスメント委員会を設置し、職場の相談窓口を強化。

• パート職員も含めた年1回の健康診断・ストレスチェックを実施。

✅ 腰痛予防対策の強化

介護技術研修を実施し、職員の身体的負担を軽減。


5. 生産性向上(業務改善および働く環境改善)

業務を効率化し、職員が利用者ケアに集中できる環境を構築しています。

✅ 業務改善委員会の設置

• **「生産性向上委員会」**を立ち上げ、業務改善の体制を強化。

業務時間調査を実施し、課題の見える化を推進。

✅ ICT導入で業務負担を軽減

• 介護ソフト、タブレット、スマートフォンの導入により、記録・情報共有を効率化

• ビジネスチャットツールを活用し、迅速な連絡・情報共有を実現。

✅ 整理整頓の推進

• **5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・躾)**を徹底し、働きやすい環境を整備。


6. やりがい・働きがいの醸成

職員が働きがいを感じながら、モチベーションを高く保てる環境を整備。

✅ 職場コミュニケーションの活性化

• チームミーティング・職員会議・ワーカー会議を定期開催し、ケアの進捗状況を共有。

✅ 地域とのつながり強化

• 近隣の保育園との交流地域のお祭りへの参加を通じ、地域との関係を深める。

✅ 法人理念・介護保険制度の学びを提供

入職時に法人理念を説明し、介護保険制度についても定期的に学ぶ機会を提供。


ボランテイアの奨励


自らの知識や経験を活かしたい、仕事や家庭以外の現場体験を行いたいと言う方に、ボランテイアをお勧めします。



ボランテイア体験の方の感想

「認知症のことに関して知識も経験もなく、不安もありました。自分でお役に立てるのかな?という思いがありましたが、活動を重ねていく中で不安は和らいでいきました。今は月に一度ですが利用者さんとお会いできるのが楽しみであり、利用者の方から元気をもらっているように思います」

当法人の求人職種

・訪問看護師   2019年4月~看護大学新卒受入を行います。随時面接しています。訪問看護の経験の有無を問いません。

・ケアマネジャ- 居宅介護支援事業所及び小規模多機能型介護計画作成者 募集中

・介護士 介護福祉士或いは未経験者でも介護に興味を持つ方募集中です。

・他リハビリテーション職種はPT、OT、STが活躍しています。現在求人はありません。

・英語・中国語などを用いて海外との人材交流、海外での介護教育に関心のある方も募集しています。


1.人材育成 インタ-ンシップや見学などの受入を随時行っています。

★インタ-ンシップの例

a)3日間 体験型実習 

  「はじめて高齢者と接するのに不安がある」「介護職員はどんな仕事しているのか知りたい」という方にお勧めです。

b)課題解決型インタ-ンシップ

  「福祉介護の仕事の課題を研究したい」「認知症カフェと地域コミュニテイの関係について考えたい」など自らの関心

   を持ち解決する方法の検討のための現場体験を行いたい方にお勧めです。


2.海外人材交流

中国や台湾など海外から日本の技術・知識を学びに来られ、自国でその体験を活かしたいとお考えの方にお勧めです。語学や環境面などご相談下さい。


3.海外の福祉現場施設・交流

 2018年は河南省洛陽の施設見学(病院・養老院、社区など)と現地スタッフとの交流を行いました。今後とも共同研究、相互理解など図りたいと考えています。